DEMOCRACY for the FUTURE
民主主義の未来
「民主主義の未来」プロジェクト
冷戦終結により共産主義は自壊し、勝利した自由と民主主義が世界に拡散していくと信じられていました。ベルリンの壁崩壊から30年が経った今、世界各地では権威主義的統治手法が拡大し、先進民主国でさえポピュリズムの台頭でぐらつき始めています。今日の世界において、民主主義は顕著に後退していると言っても過言ではありません。
こうした問題意識を踏まえ、日本国際交流センター(JCIE)は、国際秩序と普遍的価値が現在どのような脅威に晒されているのかを理解し、日本としてどのような政策を展開できるのか検討する研究プロジェクト「民主主義の未来 -私たちの役割、日本の役割」を2018年に開始しました。
最新のコンテンツ
文献・資料:『米国の民主主義梃入れには根本的再建が必要』を公開
2021-03-05
2021 年1 月7 日にカーネギー国際平和財団が発行した”Profound Rebuilding Needed to Shore Up U.S. Democracy”の日本語訳を掲載しました。
インタビュー動画の公開:チャールズ・サンチャゴ(マレーシア国会議員、アセアン人権議員連盟会長)
2021-03-04
ビデオインタビューシリーズのページに新しい動画を追加しました。ぜひご覧ください。
ミャンマー軍事支配継続は女性排除が原因との指摘
2021-03-01
ミャンマーが10年間の政治移行期間を経ても軍事支配から解放されなかった原因の一つとして、政治からの女性の排除を指摘する論考。
米国、自由主義の危機
2021-03-01
民主主義と自由主義が異なるものであることを再確認させ、米国が直面する自由主義の危機について論じる。ニューアメリカ財団のリー・ドラットマン氏による論考。
米世論調査:共和党有権者の72%「選挙不正あった」
2021-03-01
スタンフォード大学フランシス・フクヤマ教授の論考。世論調査によると、現在でも共和党有権者の72%が選挙に重大な不正があったと考えており、3分の1から半分はQAnonに好意的であるという。
中国:統一戦線工作の規定改訂、今後の影響は
2021-02-25
1月5日に中国共産党中央委員会が発表した統一戦線工作の規定改訂に関する評価。