Archives

中国国内リベラルの葛藤 中央党校元教授によるエッセイ 

中国共産党幹部を育成する中央党校で2012年まで教鞭を取り、習近平政権を批判して今年8月に中国共産党から除名された蔡霞教授の、力強いエッセイ。人民解放軍幹部の家庭に生まれ、自らも人民解放軍に参加し、その後政治思想研究者となった蔡氏が、イデオロギーを中国共産党および公式メディアがいかに陳腐に、党の自己都合のためだけに用いているか、そして特に習近平政権が必要な政治改革を怠り抑圧を強めてきたかなど、中国政府の内実を綴る。同時に、中国国内のリベラルな学者たちの葛藤や奮闘も描かれている。

原文を読む The Party That Failed

最近
  • 中国による影響工作がアジアで深刻化
  • 報告書:アジア・太平洋地域の民主主義状況、下降傾向は止むも改善せず
  • アジアの若者の民主主義への関わりを分析
  • 2022年の世界腐敗インデックスと動向分析
  • 民主主義の未来事業:インド太平洋諸国の民主主義の専門家が集うサニーランズ・イニシアティブ会合開催(1月31日-2月2日、韓国ソウル)