カーネギー財団のトーマス・キャロサーズ氏をはじめとする優れた研究者らによる、東南アジア・南アジアにおける政治的二極化に関する書籍が出版された。これによれば、フィリピン以外の5例において民族、宗教、イデオロギーに基づいた分断が見られる。政治指導者が分裂を激化させる役割を果たしていることが多いが、それ以外にも多様な構造的要因が分裂を激化させており、民主主義制度に深刻な悪影響を与えている。
原文を読む Political Polarization in South and Southeast Asia: Old Divisions, New Dangers