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ハンガリー、ポーランド、トルコ等、家庭内暴力防止に関する条約から脱退か

カーネギー財団Saskia Brechenmacher氏の論考。コロナウイルスによって世界中で家庭内暴力が増加したにも関わらず、ハンガリー、ポーランド、トルコなどはポピュリスト的政治手法の一手段として、最近、家庭内暴力防止に関する条約である「女性に対する暴力及びドメスティック・バイオレンスの防止に関する欧州評議会条約(通称イスタンブール条約)」からの脱退あるいはその検討をしている。これらの動きは、「男女間の生物学的差異を認識する」、「伝統的な家族の価値観や宗教的価値観等を守る」等の理由付けがなされている場合が多く、パンデミック対応を含む政府の至らないガバナンスから社会の目をそらす狙いが透けて見え、民主主義の危機という大きな文脈から俯瞰する必要がある。

原文を読む Why Are Governments Weakening Protections Against Domestic Violence?

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