カーネギー国際平和財団リチャード・ヤングス氏らによる素晴らしい論文集が発表された。本書はコロナ禍において各国で市民社会への需要が高まり、市民社会が健康上の危機対応、政府の監視、社会・経済・政治モデルの変革を求めるアクターとしての活動を活発化させたと指摘する。本書は12の事例研究を行っており、東南アジア、台湾、インド、中東・北アフリカ、東欧・中央アジア、ウクライナ、グルジア、ポーランド・ルーマニア、西バルカン諸国、ジンバブエ、米国、ラテンアメリカを取り上げている。
原文を読む Coronavirus as a Catalyst for Global Civil Society