ベルリン高等研究所のJan-Werner Mueller氏による論考。EU資金の汚職目的利用を防ぐ新しい法の支配メカニズムの制定をハンガリーとポーランドが阻止しようとしていることに関し、ドイツのメルケル首相が行き詰まり打開策として全関係者に妥協を呼び掛けていることを批判的に論じている。EUは法の支配のような基本的な価値観で妥協すべきではなく、メルケルが本当に民主主義と法の支配を重視しているかが試されていると論じる。
原文を読む Merkel’s Last Chance