Archives

ミャンマー:クーデターの背景や今後の米国の対応

CSISのグレゴリー・ポーリング氏とサイモン・トラン・ヒューズ氏による、ミャンマーのクーデターに関する論考。昨年11月の選挙で不正行為があったとして調査を求めた軍とアウンサンスー・チーをはじめとする政府高官の間で先週緊急会合が開かれ、アウンサンスー・チーが軍の要求を全て拒否し、緊張がエスカレートしていたという。ただし今回のクーデーターについては、今年7月の定年後に政治への移行を視野に入れているミン・アウン・フラインの個人的野望が原因との見方を示している。米国は、今回のクーデーターに関与した数人の将軍に対して既にロヒンギャ問題を巡って制裁を課しているため、個人を対象とした米国の制裁強化によって将軍たちにすぐに影響が出るとは考えられないが、可能な制裁措置の一つとして、軍が大きく関与するルビーとヒスイの輸入禁止が更新される可能性を指摘している。

原文を読む Myanmar’s Military Seizes Power

最近
  • 「民主的ガバナンス・普遍的価値の推進に向けた政策対話」シリーズ 第5回「日米新政権とインド太平洋地域における民主的レジリエンスを強化するための方途」を開催
  • 高須幸雄主査のインタビュー記事が掲載されました
  • 超党派国会議員団 インドネシア訪問・対話プログラム
  • 東京ユース・デモクラシー・フォーラム2024 / Tokyo Youth Democracy Forum 2024
  • 「民主的ガバナンス・普遍的価値観の推進に向けた政策対話」シリーズ 第4回「ミルクティー同盟日本関係者との対話:民主主義支援・人権擁護と日本の役割」を開催しました