Archives

チュニジア大統領の反民主的決定に強い懸念

アラブの春で唯一民主化に成功したチュニジアの状況が、急速に逆戻りしている。7月には大統領が一時的な議会閉鎖と政府の停止を行い、これを軍がサポートする形となった。また、8月にはこうした措置が無期限に延長された。

この状況を憂慮し、International Coalition for Democratic Renewal (ICDR)は、同国が民主的プロセスを回復するよう求める決議を採択した。同決議文には、新型コロナウイルス蔓延の影響を受け同国の民主主義の状況は悪化しており、世界の民主主義諸国は、チュニジア政府に対して民主主義の回復と議会の再開を求めるべきであるとの項目が含まれている。

原文を読む Statement on the recent anti-democratic actions in Tunisia

最近
  • シンポジウム「インド太平洋の普遍的価値の擁護とG7・日本の役割」の開催、および 岸田総理に対するG7広島サミットに向けての提言の提出
  • 米国及びインド太平洋諸国の民主主義問題専門家を招へいするサニーランズ・イニシアティブ・リトリートを日本(東京・小田原)で開催しました
  • オンライン国際会議 「民主主義の未来:シビルソサエティと次世代リーダーの役割」 開催の報告
  • 「日本の民主主義の再評価」最終報告書が完成
  • オンライン国際会議 「民主主義の未来:シビルソサエティと次世代リーダーの役割」 開催のお知らせ