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JCIE含む世界各国47の民間団体、民主主義サミットに向け提言書を発表

12月7日、International IDEAの呼びかけにより発足したGlobal Democracy Coalition Forumに賛同する世界47の民間団体が、245人以上の専門家、デモクラシー活動家、政治家、市民社会のリーダー、多国間組織を招いて、合計41のウェビナーを開催した。議論の内容は、選挙、女性の政治参加、偽情報、国境を越えた抑圧、世界各地域の民主主義の状況、若者の役割、汚職と悪質金融、民主主義と開発、表現の自由と自由なメディアの役割など、多岐にわたった。翌日、各ウェビナーの成果が取りまとめられ、12月9日からの民主主義サミットに向けた提言書として発表され、民主主義サミット事務局へも提出された。

原文を読む Recommendations for the Summit for Democracy


JCIEは、アジアからの数少ない団体としてこの取り組みに賛同し、「Enhancing Democratic Partnership in Asia(アジア地域における民主的パートナーシップ強化にむけて)」と題するウェビナーを開催。アジアからの声を届けるべく、インド、インドネシア、フィリピン、韓国、日本の専門家を招き40名余の参加を得て議論を行った。その要旨と提言は上記の全体提言書53ページに掲載されている。(和文要旨は近日中に公開予定)


 

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