共和党国際研究所のデービッド・シュルマン氏およびパトリック・クワーク氏による論考。中国がアフリカ全土で政府やエリートに対する影響力を強め、芽生えつつある民主主義を阻害していると指摘する。アフリカにおける汚職や透明性の欠如を利用して、中国の長期的な影響力を確保するような取引を締結したり、抑圧的なインターネット規則を可能にする技術、規範や法律枠組み、トレーニングを、独裁者を目指す人や現在の独裁者と共有していると論じている。これに対抗するために米国は、中国政府との関係性に焦点をあてるばかりではなく、アフリカ諸国との連携を深め民主主義の強化に力を入れることにより、アフリカの発展と民主主義の未来に対する米国のコミットメントを強調することにもなると提案している。
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