オーストラリア戦略政策研究所から、豪州のメディアに対する中国共産党(CCP)の影響力に関する報告書が発表された。これによれば、調査対象となった豪州メディア企業24社のうち4社が、CCP所有あるいはCCPの財政支援を受けていた。また、豪州における全ての中国語メディアに対し、CCPは広告、強制、WeChatなどを通じて操作を行っていた。調査結果を受けて本報告書は、他のソーシャルメディア企業に求めているのと同様の規則、基準、規範をWeChatに遵守させるべきであると論じるほか、CCPの影響を受けていない独立系メディアの中国語サービス拡大などを検討すべきであると提言する。
原文を読む The influence environment