カーネギー国際平和基金のトム・キャロサーズ氏およびフランシス・ブラウン氏による論考。バイデン政権が国際的に民主主義を支援しようとする場合に重視すべき3点を挙げている。第一に、支援は他の民主主義国とのパートナーシップで行う必要があり、米国が主導する同盟を構築しようとすべきではない。第二に、進んだ米国の民主主義を遅れた国々に輸出しようなどと考えるべきではなく、相互学習が必要である。最後に、米国の民主主義自体に多くの問題がある点を率直に認め、これをメッセージとして発信していかなければならない、と論じている。
原文を読む The Chastened Power