GMFからワクチンを巡る誤情報に関する素晴らしい報告書が発表された。ロシア、中国、イランの外交官、政府高官、国営メディアがTwitter、YouTube、国営ニュースサイトで発信したワクチン関連メッセージ35,000件以上を分析。欧米で製造されたワクチンの安全性を巡る懸念に関してはセンセーショナルに報道される一方で、重要な背景情報が軽視されたり、完全に省略されたりすることが多くあったと指摘している。また、西側メディアが中露のワクチンについて偏向報道を行い,西側のワクチンに関する安全性の懸念を無視していると宣伝していたことを明らかにしている。なお、中露はそれぞれ自国のワクチンを積極的に宣伝したものの、お互いのワクチンは宣伝していなかったという。
原文を読む Influence-enza: How Russia, China, and Iran Have Shaped and Manipulated Coronavirus Vaccine Narratives