アラブの春で唯一民主化に成功したチュニジアの状況が、急速に逆戻りしている。

セーブ・ザ・チルドレンの声明。ミャンマーでコロナが猛威を振るい、子どもたちが親を亡くしたり、医療や教育を受けることができなくなっている。

ラマチャンドラ・グハ氏の論考。インドは現在コロナ感染爆発下にあるが、この原因を、モディ政権の3つの特徴（統治能力の無さ、セクト主義、人格崇拝）の観点から説明している。

ジョンズ・ホプキンス大学のヤシャ・モンク教授の論考。単純にどの政治体制がコロナ対策に優れているとは言えないものの、ポピュリズムがコロナに対処できないことは明白になったと論じている。

コロナ感染拡大に関する批判を抑え込む目的から、インド政府はTwitterとFacebookに対し政府を批判する投稿を削除するよう命じた。

同報告書は、独裁者がコロナを人権抑圧の口実として利用している事例や国名を指摘している。

GMFからワクチンを巡る誤情報に関する報告書が発表された。ロシア、中国、イランの外交官、政府高官、国営メディアがTwitter、YouTube、国営ニュースサイトで発信したワクチン関連メッセージ35,000件以上を分析。

Civil Liberties Union for Europeから、2020年の欧州における民主主義状況に関する報告書が発表された。EU域内の14カ国を対象にした調査により、民主的制度が弱められている実態が明らかとなった。

フリーダムハウスからFreedom in the World 2021が発表された。コロナを受けて国際的なバランスが権威主義にさらに傾いたと指摘している。

トランスペアレンシー・インターナショナルは2020年度の汚職認識指数を発表。腐敗がコロナへの公平な対応を弱めていると指摘し、緊急事態における透明性と腐敗対策の重要性を強調している。